失言癖で知られるイタリアのベルルスコーニ首相(73)はローマで開かれた若者の与党支持者集会で、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーがまだ生きているとした上で、指導者としての復帰を求める声に応えたとするジョークを披露。野党は反発、謝罪を要求した。
イタリア主要メディアが13日伝えた。首相のジョークは、ヒトラーの支持者が生きているヒトラーを発見、復帰を求めたところ当初、拒否していたヒトラーが最後には「分かった。一つだけ条件がある。今度は悪くなろうぜ」と述べたという作り話。
ナチス統治時代のドイツで1940年に作られた反ユダヤ主義の映画『Jud Suss』(原題)の裏側を描く問題作が、ドイツで公開となった。
今回公開されたのは、ドイツ人監督オスカー・レーラーの意欲作で、ヒトラー統治下のドイツ第三帝国時代に実際に製作されたプロパガンダ映画『Jud Suss』(ユダヤ人ジュース)を題材にしたもの。主演俳優のフェルディナンド・マリアンが、ナチスの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッべルスにより反ユダヤ映画への出演を強いられ苦悩するという物語だ。オリジナル作はその反ユダヤ的内容から戦後の1945年に禁止作品となり、現在でもドイツの映画アーカイブに厳重保管されている。上映は、必ず当時の歴史的背景を明らかにする講義が伴わなければ許されない。製作当時、第二次世界大戦が終了するまでに2000万人のドイツ人が鑑賞したほか、占領されたヨーロッパ各地でも上映されたという。
レーラー監督の映画は今年2月、第60回ベルリン国際映画祭でコンペ部門に出品されたが、批評家たちからは「人物描写が弱い」「歴史的背景を変えすぎ」「ラブシーンがばかげている」など、散々な評価を得ており、一般観客がどのように見るのか注目されている。
ロシア国防省・祖国防衛犠牲者記念局のキリリン局長は、ナチスドイツの強制収容所の被害者に関する情報を検証するため、米国に専門の代表所を設置すると述べた。ノーヴォスチ通信が2日報じた。
ナチスは45年の敗戦までに欧州全域1万4000箇所に様々な強制収容所を設置。捕虜となったソ連兵を含め膨大な数の犠牲者を出した。同所長によると、米国には連合国領に作られた収容所について資料が集中しているものの、ほとんど調査が進んでいないため、専門の代表所を設けるという。
現在までにロシアは日本など12カ国との間で戦没者の追跡調査などに関する政府間協定を締結しており、うちドイツ、ポーランド、ハンガリー、チェコ、ルーマニア、中国に国防省の代表所がある。スロバキア、オーストリア、フィンランド、ブルガリアに新設する計画があるほか、トルコや英国連邦諸国(英国、アイルランド、南アフリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)、ラトビア、エストニアとの間で新たに協定を準備しているという。